氷血の皇子


人物紹介

ゾライユ帝国 皇帝領

ヴェルヴィオイ  ♂  愛称:ヴィー
娼婦の子として生まれ育ち、花街で情人たちの家を渡り歩く早熟な少年。
本人も知らない出生の秘密を抱えており、望まぬままに宮廷の勢力争いに巻き込まれてゆく。

エクスカリュウト  ♂  
ゾライユ皇帝。『狼心皇帝』の異名を持つ、白の大陸北東部の覇者。

マルソフィリカ  ♀  愛称:マルソー
左側妃腹のゾライユ皇女。民族服を愛用する神出鬼没な姫君。

スタイレイン  ♂  愛称:スレイ
エクスカリュウトの腹心の乳兄弟。皇帝付き筆頭侍従。

ミレーヌ  ♀  本名:クリスティナ
ヴェルヴィオイの実母。娼館『小夜啼鳥の館』の妖艶な女主人。

ダニエラ  ♀  愛称:ダニー
花街にある酒場の酌婦。ヴェルヴィオイの情人の一人。

エスメルタ  ♀  愛称:マルタ  本名:メルティ
歌姫上がりのエクスカリュウトの寵姫。生国は亡国ボーラウジア。ヴェルヴィオイとは旧知の関係。

ロジェンター王国

ルドヴィニア  ♀  愛称:ルディ
ゾライユ皇后。ロジェンターの第六王女。ヴェルヴィオイの養母。
政略結婚をした夫との、長年の不仲に苦悩する。

ゼラルデ  ♀  
忠義に厚いルドヴィニアの乳母にして筆頭宮女。主君の為であれば手段を選ばない。

クリスティナ  ♀  偽名:ミレーヌ
ルドヴィニアの輿入れの供として仕えた宮女。
その美貌と天涯孤独な身の上故に数奇な運命を辿らされる。

メラニーアン  ♀  愛称:メラニー
ルドヴィニアの乳姉妹。宮女としてルドヴィニアに仕えていたが……。

ウォストラル三世  ♂  
白の大陸北西部の宗主国ロジェンター国王。ルドヴィニアの父。

アズワルド  ♂  
占領軍最高司令官。ロジェンターによるゾライユ属国化の責任者。

ネモシリング  ♂  愛称:ネモ
血気盛んなアズワルドの副官、のち、ルドヴィニア付き筆頭衛士。

ヨデリーン  ♀  愛称:ヨデル
ルドヴィニアの立后祝いとして国許から補充された宮女。のち、ヴェルヴィオイ付き筆頭宮女。

マーべリック  ♂  
ロジェンターの第二王子。ルドヴィニアの異母兄。

タンディア土侯国

アミスターゼ  ♂  愛称:アスター、アミス、アス
ヴェルヴィオイの守役。
前身はエクスカリュウトの親衛隊。そのまた前身はタンディア土侯の小姓。

ファルネンケル  ♂  愛称:ファル
『狼心皇帝の懐刀』と称される皇帝参与。前身はタンディア土侯の幕僚。
アミスターゼの師匠であり遠縁の姻戚。

ズウェワ土侯国

ヘルガフィラ  ♀  愛称:ヘルガ
ズウェワ土侯の二の姫。エクスカリュウトの妾、のち、左側妃。マルソフィリカの母。

リヨーケ  ♂  
ゾライユ帝国宰相。ズウェワ土侯の弟。

スウォンニ  ♀  愛称:スー
ヘルガフィラ付き筆頭宮女。

ゼウロウ族

ロゥギ  ♂  
剛腕巨躯なゼウロウ族の若長。
部族の猛者たちを旗下に置き、将軍の地位に就くエクスカリュウトの盟友。

キルメリス族

カザンヤ  ♂  
有事の際には戦士となるキルメリス族の乗馬の名手。
恋女房を得た後、遊牧生活をやめてゾライユ皇宮の馬丁となる。
ヴェルヴィオイの乗馬の教師。

- continue -

2016-05-07

  


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