キヤンテ王ラウサガシュからの求婚を断り、タリクタム女王シヤナーハが提案したのは、ラウサガシュとタリクタリム王妹セーナーヴィー、
シヤナーハとキヤンテ王弟アズカヤルという組み合わせでの婚姻。
二国の関係を強固にする、はずの、二重の政略結婚。しかし、やけくそ気味に受けられた異色の結婚は、どちらも不安要素を抱えていて……。
二組の男女が、それぞれの形で、夫婦を全うするまでの物語。
ラウサガシュ ♂ 愛称:ラウサ
キヤンテ国王。俺様な好色漢。虎殺しの勇者であり、国内外で猛獣認定されている。
シヤナーハ ♀ 愛称:ナーハ
タリクタム女王。『タリクタムの人喰い人魚』の異名で呼ばれる肉感的な美女。
セーナーヴィー ♀ 愛称:セーナ
タリクタム王妹。時と場合によっては男装もする麗人。冷静沈着で表情に乏しい。
アズカヤル ♂ 愛称:アズ
キヤンテ王弟。ラウサガシュとは異腹。血に弱く、虎に懐かれる可憐な王子。
第一章「タリクタム=キヤンテ求婚会談」 1
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第二章「タリクタムの結婚」 1
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/ 3
第三章「キヤンテの結婚」 1
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/ 3
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/ 5
/ 6
/ 7
第四章「タリクタム=キヤンテ同君連合」 1
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/ 5
/ 6
/ 7
- continue -
2018-12-06